渡米回数100回以上・・・まさかのESTA申請で詐欺被害
旅行・留学・仕事も含めると渡米回数は100回近く・・・
月に3回アメリカに行くこともあるのにESTA申請で詐欺被害にあいました。
今までは両親がしており、自分でESTAを取得して渡米するのは初めて!
無知って怖いですね・・・
今後ESTA申請をされる方が同じ間違いをしないように私の体験を共有させて頂きます。
ESTA(エスタ)って何?
「ESTA(エスタ)=電子渡航承認システム」とは、
アメリカへ短期旅行(90日以内)をする場合に、
ビザ無しで旅行可能かどうかを前もって審査するシステムのことです。
アメリカへの渡航に義務化されておりビザ無しで渡米をしたい場合、
ESTAを申請していないと空港のチェックインカウンターでチケットを発券してもらえません。
本物そっくり!悪質な申請代行サイト
私が今回間違えて支払いをしてしまったのは、”ESTA Online Center”
SafariでESTAと入力するとトップヒットで一番上に出てきたサイトです。
開くとアメリカの国旗が出てきて、
トップページ内には”新型コロナウイルスの最新情報”や”ビザの情報”について
詳細な情報が出てきたので公式サイトだと思い電子渡航認証の申請をしてしまいました。
全部の入力が完了し、カードでの支払いが完了した瞬間に急に感じた違和感。
あれ学生ビザの時も仕事用のビザの時も、こんな画面じゃなかった・・・
慌ててESTAについて英語で調べ、アメリカの公式サイトをみると申請料金が$21ドル!?
たった今8690円払ったばかりなのに・・・
そこから”ESTA Online Center”について調べると
申請代行サービスだったことが発覚しました。
詐欺にあったお金は戻ってくるの!?
結果として、返金手数料として300円を差し引いた”8,390円”が返金されました。
すぐに気づき、お問い合わせフォームからキャンセルをお願いしました。
メールを受信した時系列としては・・・
13:19【ESTA申請を受付けました】
13:27【要返信】【キャンセルの申込を受付けました】
翌日17時頃に【銀行返金/手続き完了通知】が届きました。
代行サイトの方で、大使館へのESTAの申請の登録が完了してしまうと、
キャンセルのみならずESTA申請の取り消しも出来なくなってしまいます。
しかしESTA代行サービスに間違えて支払いをしてしまったからといって
ESTAの申請が出来ていないわけではありません。
代行サービスとあるように、手数料がかかるだけでESTAの取得は代わりに行ってくれます。
返金が間に合わなかった場合は、悔しいですが一生忘れない勉強代としましょう。
国民生活センターも注意喚起!
国民生活センターのホームページやポスターでも注意喚起が出るほど、
ESTAの申請代行サイトはたくさんあるようです。
2019年の少し古い情報ですが、国民生活センターによると
ESTAのみならずカナダ・オーストラリアでも同じような被害があるそうです。
2022年10月現在ESTAの申請料は21ドルです。
それよりも高かった場合は公式サイトではないので注意してください。
本当は簡単!代行手数料は勿体無い!ESTAの申請の仕方
ESTA公式サイト:https://esta.cbp.dhs.gov
在日米国大使館と領事館:https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/esta-information-ja/
アメリカ大使館・領事館の公式Youtubeチャンネルで
申請方法について詳しく解説されているので不安な方はこちらを参考にしてみてください。
ここだけは注意!
実際は数時間で発行されましたが、米国大使館の公式ホームページでは
チケット購入時、もしくは遅くとも渡米日の72時間以上前に申請することをおすすめしています。
後日談・・・
ちなみに泣く泣く夫にESTA詐欺にあったことを話すと、
夫も家族旅行の際に両親と自分の3人分を韓国の代行サイトに支払った過去がありました(笑)
同じようにトップサイトで公式ページに似ていたので気づかないまま支払いしてしまったようです。
夫はその旅行の際にESTA申請についても忘れており、
空港についてからESTAがないことを指摘され翌日の飛行機に変更になりました。
夫婦揃ってアメリカの大学を出ているのに情けない二人です・・・
- アメリカ外務省・領事館の公式ホームページからESTA申請
- 搭乗72時間前までに申請手続き
アメリカ入国前には、この2点を忘れないようにお気をつけください!
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